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■職場の活性化と組織の成功循環モデル

       
2012年6月22日    内輪の話で恐縮ではあるが、6月は小事務所にとっては記念の月である。21年前の6月、中野駅から程近い小さな事務所でマネジメント・コンサルタント・オフィスは誕生した。国内では雲仙・普賢岳で火砕流が発生し、国外ではイラクの湾岸戦争が勃発、ソ連崩壊と先々に波乱を予感させる出来事の多い年であった。それから20年、昨年は小事務所が設立以来一貫して追い求めてきた「元気のある良い組織」の条件づくり、9プロセス・マネジメントをホームページ上で公開した。公開後は、連日多数の訪問をいただき、その状態が1年を経た今日まで続いている。
 この9プロセス・マネジメントは、組織のマネジメント・サイクルを確実に、そして円滑に廻し、組織業績をいかに上げていくかが主なテーマであるが、そのためには「仕事」と「人」にどのようにアプローチしていくかが中心になる。つまり、組織の運営・維持、適材適所と効率的な職務遂行による成果達成のためには、人と仕事がアンバランスにならないよう、職務編成および基準を慎重に検討する必要がある。調和と均衡こそ、最も留意されるべきポイントである。とはいえ、組織を取り巻く環境変化のスピードは激しく、調和と均衡を図ることはそれほど容易なことではない。
 そこで、組織に成功をもたらすには、組織の運営はどうあるべきなのか考えてみたい。

 組織循環モデルの変化
 組織循環モデルでよく知られているのは、シューハート・サイクルまたはデミング・ホイールともいわれる「P・D・C・Aサイクル」ではないだろうか。また、日本では「目標による管理サイクル(MBO)」を導入している企業も多い。いずれも、〔槁犬鮴瀋蠅祁弉茲鯲て、計画を実行し、その結果を評価して、げ善を加えるという基本は共通している。ただ、前者が比較的に統制的管理(生産管理、品質管理等の管理的業務を円滑に進める手法の1つとして確立)であるのに対して、後者は自主的管理(行き過ぎた統制に対する人間性の復活を重視して確立)を重視している点に違いがある。だが今日、これらのサイクルが「円滑に機能しない」という声を聞く場面が多くなった。
 その背景には、社会全体の複雑性が増し、従来のやり方や組織の一部の人間だけで正解を導き出すことが難しくなってきているという状況がある。昔のように、個人が正解を知っている時代には、その決まった解答に導いていくために指示・命令―服従・統制―結果評価のマネジメントが有効であった。しかし、正解のない今の時代は、納得・合意に達するまでとことん話し合い、全員が参画して新たな価値を作り出していく「周知結集的なアプローチ」が必要になっている。周知結集的な取り組みを推進するには、仕事の意味を理解したうえで、社員自らが主体的に行動することが求められる。そのためには、「なぜそうなのか」を繰り返し、物事の本質が掴めるまで論理的に論議を尽くし、とるべき行動について整理をして、メンバーが共有することが必要である。そして、コミュニケーションを通して、互いの理解を深め信頼関係を築いていくことが大切である。
 従来の「いわなくても分かるはず」は駄目である。グローバル社会ではそれは通用しない。自分と異なる考えや立場にある人を理解することが、グローバルリーダのコミュニケーション能力に必要とされている。

 組織の成功循環モデル
 それでは、個人がアイデンティティーを確立し、組織が成功するためにはどうしたらいいのだろうか。その1つの回答として、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱した「成功循環モデル(成果を高める組織のあり方を示す因果関係モデル)」がある。組織の循環サイクルには、ヾ愀犬亮繊覆互いに尊重し、一緒に考える)∋弭佑亮繊糞ど佞があり、面白い)9堝阿亮繊兵分で考え、自発的に行動する)し覯未亮繊弊果が出る)の4つがある。
この4つにどのようにアプローチするかで、組織の性格、風土や成果が変わってくる。
  <バッド・サイクル>
「結果の質」を向上させようとすることから始める。しかし、なかなか成果が上がらず対立や押し付け、命令が横行するようになり、関係の質が低下する。
  「関係の質」が悪化すると、メンバーは考えることをやめ、受け身になり、思考の質が低下する。
  「思考の質」が低下すると、仕事がつまらないと感じ、行動の質が低下する。
  「行動の質」が低下すると、受け身なので、自発的・積極的に行動しなくなり、結果の質が低下する。
  結果の質」が低下すると、成果が低下し、さらに結果の質を低下させる。
  <グッド・サイクル>
「関係の質」を高めるところから始める。相互理解を深め、お互いを尊重し、一緒に考え、メンバーは自分で気づき、思考の質が向上する。
  「思考の質」が高まると、面白いと感じ、自分で考え、行動の質が向上する。
  「行動の質」が向上すると、自発的に行動するようになり、その結果として結果の質が向上する。
  「結果の質」が向上すると、成果が得られ、関係の質が向上する。
  「関係の質」が向上すると、信頼関係が高まり、さらに関係の質が向上する。
 「関係の質」の大切さを理解せずに、「結果の質」だけを求めていると、部下との信頼関係を築けず、どんなに努力しても組織として結果を出せないという状況になる。遠回りをしていると感じるかもしれないが、何よりもまずメンバーとの人間関係の質を高めることが、成果を持続的に出していくための近道である。メンバーに対して「結果を出せ」と怒鳴り散らす前に、リーダーがやるべき大切な行動である。

 MCOの9プロセス・マネジメント公開セミナーの開催
 組織の成功循環モデルであるグッド・サイクルを実現するためには、職場のしくみはどうあるべきか、また職場リーダーはどう行動すべきか、それを追求しているのが職場再生プログラムである小事務所の9プロセス・マネジメントである。まだ完成した組織システムとはいえないが、不足の部分については各組織、各企業で補足してもらうためにも、今回公開セミナーを開催することになった。「公開セミナーの案内」をホームページで紹介しているが、今回の開催にあたり「小冊子9プロセス・マネジメント」をホームページで公開している。まず目を通していただき、公開セミナーへの参加をご検討いただきたい。

職場再生プログラム 9プロセス・マネジメント公開セミナー
●セミナーの概要
 
 職場マネジメントについて「あまりよく分からない」あるいは「セミナーに関心がある」という方は、まずこちらの小冊子<職場再生プログラム―9プロセスマネジメント>をお読み下さい。MCOが20年余りの間、多くの企業と共に培ってきた職場マネジメントの基本的考え方とそのしくみを平易に解説しています。
●講       師
 
有限会社 マネジメント・コンサルタント・オフィス
代表取締役    森 英一
●会 期 ・ 会 場
 
2012年10月12日(金) 10:00〜16:00
【会場】横浜市技能文化会館
【定員】30名
参加定員の関係でご参加いただけない場合は、折り返しご連絡いたします。
●参   加    料
 
MCO登録会員            8,000円/1人
上記会員外              12,000円/1人
早期申込み              10,000円/1人
(MCO登録会員以外で、開催日1ヶ月前にお申込みの場合に該当いたします)
※参加料には資料代が含まれますが、昼食代は含まれておりません。
●開催のねらい
 
 変化と多様化が進む今の時代、「仕事力」と「現場力」の低下が危惧されています。職場の一人ひとりがやる気に溢れ、お互いが協力して、高い付加価値を創造し続けるには、時代にあったマネジメント体制をつくり出すことが求められています。
当プログラムは、自立した個人が自己の成長が実感でき、自信を持って、周囲や顧客に一歩踏み込んだ行動を起こさせることを目的とした、職場活性化のためのマネジメント提案セミナーです。新たな職場マネジメントを体系的に学習できるだけでなく、多数の実践的なスキルを紹介することで、応用力が確実に身につきます。
●プログラム概要
 
1日  10:00〜16:00
【機曠泪優献瓮鵐箸陵論と技術
  (1)よい職場の条件と管理者の役割 
(2)管理を循環過程で捉える
(3)職場の強みと弱みの分析
【供杰場の問題解決と目標設定
  (1)論理的思考法による本質的問題の発見
(2)仮説による問題解決へのアプローチ
(3)上下の目標認識の修正技法
【掘曖裡味个2つの法則とOJTのコツ
  (1)コミュニケーションの本質とは
(2)潜在意識に働きかけるOJTのコツ
(3)職場に変化を起こす活性化技法
【検杰融考課と部下育成
  (1)部下の育成ニーズとは
(2)人事考課と個別育成目標
(3)動機づけの理論と技法
【后杙纏の改善と仕事の割当
  (1)人材期待基準の明示のしかた
(2)仕事の改善と期待基準の修正
(3)結果業績と仕事の見直し
【此杼躋腓伴禅娠答
9プロセスマネジメントの概要については、小冊子(無料)をご覧下さい。
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