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■団塊世代は吾亦紅に涙し、意識の低い管理者に部下は泣かされる

       
2008年1月30日  

 子年が明けて団塊世代の第二陣が定年の年に入った。
 昨年のNHK紅白歌合戦で熱唱された「吾亦紅」という曲が大ブレークしているという。年が明けてから初めて知るに及んだが、我々団塊世代には確かに心に響く、歌詞の一つ一つが。涙なくしては歌えないとインターネット上でも多くのブログで、その心情が吐露されている。
 “心に浸みいるいい詩だなあと想っていました。50代後半になり、自分と重なる想いがします。最後の「死ぬまであなたの子供・・・」は声がつまります。”ブログで目立つ代表的な感想である。
 言い換えると、冷酷なようだが、この曲に心が動かされ、涙するという団塊世代はこのような心理状況に入っているということだ。企業組織の職場という現場で生きているというより、人生という現場に足を踏み入れているともいえる。

 さて、企業という現場で職場マネジメントを行っている管理者である。
 成果主義をいわれ、若い世代の持つあまりにかけ離れた労働観、価値観と向き合い、その中で職場をまとめ、業績を上げようと日々苦悩している管理者である。「吾亦紅」でいえば、“盆の休みに帰れなかった 俺の杜撰さ嘆いているか あなたにあなたに謝りたくて 仕事に名を借りたご無沙汰”の時間を生きている管理者である。
 成果主義をやみ雲に導入した企業も運用の綻びに気がつき、企業目標と社員との共生をはかろうと、企業のありよう、組織のありように目を向け直している。組織は整備され、人事制度全般の充実度は増してくるだろう。より効率的に、より効果的を求めつつも。
 が、その制度を構成している“人”は、そう簡単に順応できるものではない。その時々の企業言うところの理念や思惑によって、あっちに振られ、こっちに振られる。中にはガンとして従来の世界に止まっている人もいる。特に同じ組織内に何十年もいた結果の管理者にとっては、自己改革は生半(なまなか)には起こしえない。

 企業がその促進のために、つまり管理者の意識改革をねらいとした研修に強い関心を抱き始めているが、うなずける。とくに、成果主義導入に伴って社員の不満や不安を増幅させた人事考課、評価の問題は、制度設計も重要であるが公正な評価、社員が納得する評価とするための管理者育成はそれ以上に重要であるので、考課者訓練への期待は大きい。当MCOでも昨年はかなりな数の考課者訓練、その中でも評価実習と部下一人ひとりの育成計画書作成を目的とした考課者訓練が際立った。
 管理者に求められる絶対的な要素、例えば職場マネジメント力、例えばリーダーシップ、またはコミュニケーション力などを培わせるための研修問合せも多い。某企業からの依頼によって企画し、100名以上の管理者を対象に行った「リーダーシップ強化研修」では、リーダーシップ並びに職場マネジメント、コミュニケーション力の向上、職場の課題解決を盛り込んだ。企業が管理者に期待するものは多いが、漠然とした期待像か抽象的能力の羅列にとどまり、何をどのように管理者育成をはかればよいのか、はっきりと掴んでいないのが現状のようだ。それを具体的に研修企画に落とし込んで提示するのが我々の仕事となるが、実施の運びを得た企業に感謝である。

 研修は確かに花盛り傾向にある。しかし、従来受けてきたような研修では管理者層の評価は辛く、「無意味」と感じている管理者が多いと聞く。質の高い研修を、と望む企業、研修担当部門、管理者がいることは事実だ。HP上で研修案内を載せると、高い反響をいただき、MCOも多くの企業とかかわることができている。
 人事制度、特に人事考課制度は多少の粗さがあっても、企業理念・方針が明確に打ち出されていれば、考課者訓練や管理者研修でその粗さを補強することはできる。人事制度の整備に先立って、管理者の能力や意識を高めたところから組織の改革に着手する企業もある。

 管理者の質は本人にのみ関わる問題ではない。その下にいる部下の問題でもある。「できる管理者、できない管理者」、何か書店の棚で見かけるような言葉になってしまうが、この差は大きい。管理者の能力向上、意識改革はひとり管理者自身の問題と受け止めず、部下をも泣かせることがあるのだということを認識して欲しい。「オレの勝手だ」は許されないのだ。

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